驚きの中国実演。
2016/09/29
こんにちは、石場です。
今回は、私も参加しました中国広州市にて行いました実演販売についてお伝えしたいと思います。
今まで、国内での実演販売は少し数をこなしてきましたが、遂に初の海外実演です!
もちろん、六代目(八木隆裕)も同行です。
場所は、香港のすぐ北側、広州市にあります方所(ホーショー)本店という、日本でいえば蔦屋書店のようなデザイン書籍や雑貨、カフェも併設された非常に人気の高い巨大なお店です。ホントに広いです。
あまりにも広い広州市
実演の前に、周辺の街を案内していただいたのですが、見るものすべてが、広い!でかい!広州という名前の通り、どこまでも続く広大な土地に、20階はあろうかというマンション・ビル群が無数に立ち並び、道路は片側7車線もの広さで、やはり人もその分多く見受けられました。
世界最大のお茶問屋街へ
そんな中、案内していただいた世界最大のお茶問屋街では、さすが世界最大といわれるだけあって、見渡す限りお茶関連の店、店、店、、、
ぱっと見た感じでは、どのお店も「お茶」を扱っていて、「同じようなお店ばかりで成り立つの??」「なんでこんなにお店があるの??」など「?」だらけになってしまいましたが、お店に入って話を聞いたり、試飲をさせてもらいながら、中国ならではのお茶文化が見えてきました。
今に息づく中国のお茶文化
中国の一般家庭では、毎日かかさずお茶を飲むそうで、日本とは比べ物にならない程の量と、回数を飲むそうです。試飲でも、何も言わなくてもどんどん出されてお腹はタプタプに、、、
しかも、同じ家庭内でも、皆それぞれ好みに違いがあるとか。そして、お茶の種類も非常に多く、茶葉の違いはもちろんのこと、発酵の具合などによっても分類されるため、相当な種類のお茶があるそうです。
だから、問屋街では、多種多様なお茶を、各店舗がセレクトし、バイヤー向け、個人向けに少量売り、大量売りなど売り方も細分化したことで、こんなにも多くのお店があっても成り立っている、ということのようでした。「お茶筒」をつくる開化堂としては、絶対にはずせない国だなと思いました。
手応えを感じる実演となりました
そして、本題の実演には、実に多くの方にご来場いただけました。幅広い世代の方々が訪れる場所で、特に感度の高い若い世代の方も多く来られました。
イベントを開始して、実演の作業を少し始めただけで人が集まり始め、スマホやタブレットでしきりに撮影するなど、皆さん興味津々で、非常に好意的な反応をいただきました。
プロジェクターを使ったトークイベントでは、開化堂の歴史的なお話などを六代目からさせていただき、お店スタッフのご協力のおかげもあり、予想よりも多くの方にお茶筒をご購入いただきました。
当初は、日本でも人気の高いコーヒー缶推しで、と考えていましたが、
反応が良かったのはやはりお茶筒でした。先に書きましたように、お茶文化が想像以上に現代にも息づいており、家庭ではまだまだコーヒーを入れる習慣が根付いていないのかもしれません。
今回の実演を通して感じたことは、お茶筒自体の機能、使い方は同じであっても、
その国々の文化やバックグラウンドを理解したアプローチが必要だなと感じました。
それと同時に、開化堂茶筒の今後の可能性もまだまだあるのかな、と思いました。
今後は、中国茶用のお茶筒を作ったりするのも面白いんじゃないでしょうか。
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